みなさんは「エポキシ樹脂」について聞いたことがありますか？
あまりご存知ない方がほとんどかもしれませんね。
そこで今回は愛知県知多郡のナカセイ塗装株式会社が『エポキシ樹脂の種類をご紹介！』というテーマでお話しします。
特殊塗装のプロが徹底解説しますので、エポキシ樹脂の施工をご検討中の方はぜひご覧くださいね。

エポキシ樹脂の種類

エポキシ樹脂は分子量のコントロールで、液体から個体までさまざまな用途に使用できます。
プレポリマーと硬化剤を混ぜ合わせるのが基本的な製法です。
プレポリマーの組成、硬化剤の種類の組み合わせによって、色々な性質を持てるようになります。
この多様性から、塗料や接着剤、結合剤、成形品などたくさんの場面で活躍しているのです。

ビスフェノールA型エポキシ樹脂

エポキシ樹脂の中でもっとも普及しているのが「ビスフェノールA型エポキシ樹脂」です。
ビスフェノールA型エポキシ樹脂は、電気絶縁性や耐薬品性に優れています。
成形品、ガラス繊維強化材料、接着剤や塗料などさまざまな用途に使用されており、最も汎用性が高いといえるでしょう。

ビスフェノールF型エポキシ樹脂

ビスフェノールA型エポキシ樹脂に比べて、粘度が低くグラム当たりのエポキシ含有量が高いです。
ビスフェノールA型と比べると耐熱性が低くなりますが、耐薬品性は高くなっています。
硬化性はほぼ同じです。

ノボラック型エポキシ樹脂

ノボラックを使用して合成したエポキシ樹脂です。
耐熱性、耐薬品性、電気特性に優れている特性を持ちます。
成形材料、塗料、積層板など用途はさまざまですが、最も多く活用されているのは半導体封止材料です。

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