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ジンクリッチプライマーとペイントの違い

こんにちは、愛知県の塗装業者『ナカセイ塗装株式会社』です。
愛知の知多郡を中心に、鋼構造物塗装工事や遮熱・結露防止塗装などの塗装業務を行っております。
「ジンクリッチ」という単語を検索したときに、出てくるのは「プライマー」と「ペイント」という単語です。
この二つにはどのような違いがあるのでしょうか?
今回は「ジンクリッチプライマー」と「ジンクリッチペイント」の違いについてご紹介いたします!

ジンクリッチペイントとプライマーの違いは?

施工現場
ジンクリッチ塗料には一次的な防錆を行うために塗膜を作る「ジンクリッチプライマー」と、長期的な防錆を目的とした厚い塗膜を作る「ジンクリッチペイント」があります。
ペイントとプライマーの違いは、「一時的な防錆目的の薄膜」か「長期防錆目的の厚膜」か、という点といえるでしょう。
ジンクリッチ系塗料とは、鋼の防食を目的に下塗り塗料や地肌塗り塗料として用いられる、高濃度の亜鉛末が含まれた錆止め塗料です。
雨風や塩害などで劣化しやすい、錆びやすい環境下に建てられた建築物には、長期的に防錆が期待できるジンクリッチ系の塗料を使うのが一般的になっています。
工場や橋梁などのような長期的な防錆が必要な建築物の場合は、厚膜タイプのジンクリッチペイントを使わなければすぐに劣化してしまうのです。

その他のジンクリッチ系塗料

亜鉛末含有量が90%以上のものを「高濃度亜鉛末塗料」といい、溶融亜鉛メッキの不メッキ部の補修など、局部の防食に用いられることが多いです。
メッキ業界でよく用いられています。
「ジンクダストペイント」というものもあり、ジンクリッチペイントやジンクリッチプライマーよりも、比較的亜鉛末の含有量が低い塗料のことです。

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最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。