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エポキシライニングの寿命を延ばすには?施工後の手入れ方法まとめ

愛知県知多郡のナカセイ塗装株式会社は、鋼構造物塗装工事(重防食塗装)やエポキシ樹脂ライニングの専門施工会社です。

施工後も長期間にわたって性能を維持するためには、適切なメンテナンスが重要になります。本記事では、施工後に重点を置くべきメンテナンス方法を、地域特性も交えてわかりやすく解説します。

メンテナンスがエポキシライニングの寿命に与える影響

ひび割れ、剥離、摩耗などの小さな変化も放置せず、定期的にチェック・処理することで、塗膜の防食性能が維持されます。実際、施工直後の状態を適切に保てれば、 耐用年数は最大16〜20年以上 に延びることが確認されています。
 

① 定期点検と初期補修の重要性

施工後10年以内に一度、必ず開放点検を行い、ひび・剥離・膨れ・開孔などを確認します。その後は5年ごとの点検が目安となります。早期発見で小さな補修を重ねていくことで、費用を抑えながら延命につながります。
 

② 点検項目とチェック方法

点検では以下を確認してください。

目視確認

項目名:ひび・剥離

内容:雨風や紫外線で浮きや傷がないかチェックします

「参照:重防食塗装とは」

膜厚測定

項目名:膜厚

内容:電磁式・湿膜厚計で層厚が規定値を下回っていないか確認します

「参照:地下タンクライニング」

ピンホール検査

項目名:微細孔の検出

内容:低電圧・高電圧を用いて穴の有無を確認します

「参照:重防食塗装とは」

 

注意点 微細なピンホールでも、そこが腐食の起点になります。きめ細かな検査こそ長持ちのカギ。

 

定期清掃と環境対応のポイント

知多郡や三河湾沿岸部は湿気や塩害が厳しく、紫外線や工業排ガスの影響も受けやすい地域特性があります。そのため、定期清掃と環境に応じたケアが不可欠です。
 

① 塩害・湿気対策としての清掃

海風で塩分が付着すると腐食が加速するため、年2〜3回の中性洗剤と水洗いで塩分や埃を除去することが重要です。
 

② 紫外線対策のトップコート

上塗りにUV耐性ウレタンやフッ素樹脂系塗料を選定することで、紫外線による劣化を防ぎ、色褪せやひび割れを抑制します。

早期異常発見と補修による延命戦略

施工後の小さなトラブルにもいち早く対応することで、補修費用を抑えながら延命につながります。
 

① 表面補修と部分塗り直し

剥がれや小さなひび割れが見つかった場合は、剥離した部分のみを再塗装し、全体の構造を維持します。
 

② 局所的な再ライニングの検討

設備の接合部や底部など、局所的に耐久性が低下しやすい部分には、再ライニングの検討が必要です。

長持ちさせるには、日々の「気づき」がすべて


ナカセイ塗装株式会社が施工するエポキシライニングや重防食塗装は、非常に高い耐久性能を誇ります。しかし、どれだけ優れた施工でも、メンテナンスの有無で耐用年数は大きく変わってしまうのが現実です。
知多郡や愛知県内での施工実績を多数持つ弊社では、環境に合わせた施工提案とあわせて、長寿命化を見据えたアフター管理の仕組みもご用意しております。
現場の状態に合わせた最適な施工計画を一緒に考えてみませんか?

 

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ナカセイ塗装株式会社
〒470-3231 愛知県知多郡美浜町大字上野間字杉代47-5
電話:0569-87-6770 FAX:0569-87-6770
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